TL Digestがオンライン掲載されました.

キラルなN,N-ジメチル-4-アミノピリジンを用いたエナンチオ選択的・位置選択的なアシル化反応に関するミニレビューがTetrahedron Lettersのオンライン版に掲載されました.過去10年間(2007-2017年)の反応例について網羅的に掲載しています.

Recent topics in enantioselective acyl transfer reactions with dialkylaminopyridine-based nucleophilic catalysts
Hiroki Mandai,* Kazuki Fujii, Seiji Suga*
Tehrahedron Letters, 2018, inpress.
https://doi.org/10.1016/j.tetlet.2018.03.016

 

触媒に関して,不斉源が導入された位置(ピリジン環のC-2, C-3, C-4とその他)ごとのカテゴリーに分けて,どんな反応が行われたか俯瞰できるようにして,またできる限り触媒設計指針と反応の選択性発現のメカニズムを解説しています.

キラルなN,N-ジメチル-4-アミノピリジンに関するレビューは2007年のWurzの総説が有名ですが,それが出版された後の現在までの論文をカバーしております.

ご一読いただければ幸いです.