研究費

ここ最近はいろいろな書類書きや雑務に追われている日々を過ごしています。特に研究費獲得の書類書きはPIにとって重要な業務の一つです。毎年、ある程度の研究資金を確保できていないと研究が進められませんし、研究が進まないと業績が無くなってしまいます。そして業績が無いと、研究費獲得も不利になってくると言う負のスパイラルに陥ってしまいます。

私は2年前に岐阜医療科学大学に異動してきて、研究室の立ち上げを経験しました。前所属から持ってきた機器類(HPLCやUCリアクター、スターラー、オイルバス)などの備品は最低限で、ナスフラなどのガラス器具は数千個もらえたので、それを持ってきました。もちろん学生はいませんし、私を含めて研究員との2名体制でしたが、それでもやはり立ち上げには1000万弱使いました。有機系はちまちまとした物品が多く、チリも積もれば。。。ということで馬鹿になりません。エバポレーターなどの高額機器は学科のものを使わせてもらえたので、それが無かったらもっとお金がかかっていたと思います。

自分自身はこのキャリアをスタートしてから全く研究費が獲得できなかった暗黒時代があります。しかしコンスタントに年平均10個ぐらい研究助成金に応募するようにしています。運が良ければ、3~4個当たりますし、1つだけの年もあります。ものすごく期待していた財団がダメだった一方、締切間際2日ほどで仕上げた雑な申請書でそれほど期待していなかった研究費が当たる事もあります。

4月に入り科研費採択の情報がちらほらと入ってきます。とある友人が基盤Bを取ったので、いきなり携帯に電話してどういう戦略で応募したのか聞いてみました。彼はかなりの戦略家で、公的、民間財団を含めてありとあらゆる研究費を取ってきています。彼曰く、科研費データベースを活用して過去の採択者の情報、研究課題名を調べ、また応募する分野の細目での採択課題など徹底的に調べて応募しているということでした。また別の基盤Bを取った先生は、研究の内容よりもキャッチーな研究課題名が大事だと言っていました(笑)。やはり実際に採択された方の話を聞くというのはすごく大事です。今後の参考になります。

ややとりとめのない話になってしまいましたが、研究費を取ってくるのは大事。特に実際に採択された人の話は大事という話でした。

さて、研究申請書の作成に取りかかりますかな。